0〜3歳までの子供が対象の親子教室ベビーパーク
たまたま前を通りかかって気になっていたところに、体験レッスン8,800円が今だけ無料の広告を目にし、2歳半の三男と共に行ってきました。
特に前情報なしで参加したのですが、とても有意義な時間を過ごすことができ結果継続して通うことに!
ベビーパーク でできること・ベビーパークの雰囲気など、体験してわかった正直な口コミを包み隠さず暴露します!
この記事でわかること
- ベビーパークで学べること
- ベビーパークの体験レッスンの内容
- ベビーパークの雰囲気
ベビーパーク 無料体験レッスン概要
ベビーパークの体験レッスンは
- 1回目「育児勉強会」(50分)
- 2回目「体験レッスン」(50分)
の2回コースになっています。
webページから通いたい教室を選択・申し込みをすると折り返しの電話連絡があり、1回目「育児勉強会」の日程を相談して予約しました。
実際の体験内容を詳しく紹介していきます。
すぐに2回目の体験レッスンの内容を知りたい方はこちら
1回目「育児勉強会」
1回目の「育児勉強会」は主に
- ベビーパークがどういう信念のもと親子教室を運営しているのかの説明
- 教室で実際にどんなことをするのかというショートレッスンの体験
の2部構成でした。
平日の午前中教室に行くと、その日の勉強会は私たち親子のみ。
明るくハキハキとした女性の先生が迎えてくださいました。
まずは勉強会の資料を見ながらベビーパークの理念を教わります。
「叱らない育児」を提唱されているベビーパーク。
「叱らない育児」=「子供が何をしても我慢する、とにかく何でも褒める育児」
という風に誤解しがちですがそうではなく、母親である私たちが正しい育児知識を得ることによって「叱らなくすむ育児」ができるようになるということでした。
「叱らない育児」を学び実践してもらう教室、生徒は子供たちであり母親である。
もう一つ教わったのが「0〜3歳は一生が決まるほど重要な時期である」ということ。
人間の脳は下記のように3歳までに80%、6歳までに90%、12歳までに100%完成すると言われているそうです。
年齢 | 人間の脳の成長パーセンテージ |
0〜3歳 | 80% |
3〜6歳 | 90% |
6〜12歳 | 100% |
つまりは0~3歳の育児のあり方が、その子の性格・知能・運動能力に決定的な影響を与えるということ!
才能は遺伝によって親から譲り受ける部分よりも、この時期に親が育ててあげる部分がはるかに大きいのだそうです。
その上でベビーパークが掲げる「脳が喜ぶ育児」が以下の4点
- 叱らない
- 命令しない
- 否定しない
- 試さない
3歳までは記憶をつかさどる海馬が未完成のため、叱られても叱られたという記憶が残らないそうです。
意味がないのに「何回言ったらわかるの??」とイライラしてしまう。
叱られたと覚えていないんだとわかればそのイライラも軽減できるよねという考えでした。
また3歳までの行動のほとんどは探求反射という本能によるものだそう。
「そこに何があるの?」「どうなっているの?」を知りたいという探究心や研究心。
それをいたずらと決めつけ止めてしまうと、何かをしたいという積極的な気持ちや知りたいという探究心を奪い、結果学習機能も引き下げてしまう可能性が高いのだそうです。
では実際にどうすれば良いのか??ベビーパークでは以下の方法を提唱されています。
- 叱らないといけない環境を排除する
- 母親が良い手本を見せる・楽しそうに振る舞う
- お願いして褒める・喜んであげる
なんでも舐めてしまう子には舐めても良いものを渡してあげる、机に登る子には登らせて机の上の触ったら危ないものを片付ける、など親が環境を整えてあげることで子供の知的好奇心を満たしてあげるということ。
模倣反射という大人の真似をしたがるという本能を刺激するため、母親が良い手本を見せ楽しそうに振る舞うこと。
お願いをして、できたらめいいっぱい褒めて喜んであげること。
これらにより強力な愛着(アタッチメント)が形成されるそうです。
母親こそが子どもの才能を引き出せる唯一の存在!
教室だけでなく自宅でも常に刺激を与えることで才能を開花させていきましょう!
そう教えてもらいました。
とても勉強になりました!
後半は、教室で実際にどんなことをするのかというショートレッスンの体験です。
教室前方に子供用の机と椅子が並べてありそちらに移動しました。
三男は教室の中をウロウロとしていましたが、特に呼び寄せなくても良いとのこと。
その代わり「お母さんが楽しそうにレッスンに参加してください!」と念押しされました。
- 始まりの歌・挨拶
- 名前と年齢
- 日付とお天気
- フラッシュカード
- 100玉そろばん
- 絵本読み聞かせ
- さよならの歌・挨拶
内容はざっとこんな感じでどれもなかなかのスピードで進んでいきます。
「親が先生の真似をする。その姿を子供に見せる」というのが重要なポイントだそう。
最初は興味なさそうにしていた三男でしたが、気にすることなくレッスンに参加していると途中から近くにやってきてレッスンをじっと見つめるように。
最終的には先生からタッチを求められ、照れ臭そうにタッチをしてとても満足げな様子でした。
この日の「育児勉強会」はここで終了。簡単なアンケートを記入し、次回の「体験レッスン」の日程を決め予約して帰りました。
ベビーパーク 公式サイト:https://babypark.jp
2回目「体験レッスン」
2回目は既存のクラスに入ってフルタイムの体験レッスン。
三男以外に男女合わせて3人の生徒さんと共に受けさせていただきました。先生は1回目と同じ女性の先生1名。
2歳6ヶ月〜3歳までのEクラスでの体験となりました。
レッスンの時間は、
- マザーリング(10分)
- アクティビティ(40分)
のトータル50分。
マザーリングとは育児の知識を学ぶ時間。
毎回ベビーパークがもつ育児ノウハウを様々な分野から講義してくださるそうで、子育てに関する悩みや相談などもできるそうです。
アクティビティは40分間、良い脳を作るための様々な種類のレッスンを時間の許す限りどんどんと行なっていくイメージでした。
(*体験中にとらせていただいていたメモと記憶を元に書いています)
マザーリングの後、「お片ずけの歌」とともにレッスンの準備、
始まりの歌「Hello Song」を歌って踊るところからレッスンが始まりました。
気をつけピ!でご挨拶 「先生こんにちは、みなさんこんにちは」
座って今日の日付を確認します。
「今日は●月●日 ●曜日、お天気は晴れ、季節は春です」
「晴れにタッチしましょ〜」という先生の声で順番に天気のイラストにタッチしていきます。
名前を呼ばれて返事をします。
表に漢字、裏にひらがなでフルネームが書かれたカードを見せられながら、
「●● ●●くん!」呼ばれた子は手をあげて返事をします。
その後自分でも名前を言います。「僕は●● ●●です」
「●●くんは何歳ですか?」「●歳です」
「好きな色は何ですか?」
そんな質問をされていました。
「マネっこジャンケン ジャンケン グー チョキ パー」
先生の手に合わせて真似っこします。
「洗濯バサミ・お手玉・ブロック」をコップの下に隠し、場所を入れ替えてどこに何が入っているかを当てるゲーム。
小さな手芸用のボールを使い数を数えます。
「1・2・3・4・5・6」それを裏返しにしたコップで1個ずつ捕まえていき、
「何個食べた??」コップがボールを捕まえた数を答えます。
先生のお手本を見た後は1人ずつに配られて各自机で行いました。
一通りできたら「お片ずけ〜」歌と共に先生に返します。
「良いこと?悪いこと?」
お友達をたたいてる絵・電車で騒いでいる絵・お片ずけしている絵、
などを見ながら「これは良いこと?悪いこと?」先生が聞いて答えます。
先生が持つ10種類の絵が書いてあるカードを見ながら、絵を確認して繰り返します。
「ひつじ・つばき・ひとで・ココナッツ・むね・バイオリン・つくえ・つみき・そうじき・テレビ」
もう一度カードを5秒間しっかり見た後、配られた紙を見てカードと同じ絵に丸をしていきます。
「先生は今日の朝、スーパーマーケットにいきました。スーパーマーケットで美味しいぶどうを買いました。」お話しの後また紙が配られ、お話しに出てきた絵に丸をつけます。
子どもと一緒に一つずつ何の絵かを確認しながら、手を添えて丸をつけます。
ここでも終わったらすぐに片ずけます。
ここからはフラッシュカード
まずは細長い紙に漢字で書かれたカード。
「足・指・お腹・硬い・柔らかい・硬い板・柔らかい布」
カードに合わせて言葉を繰り返しながら、実際にこどもの身体の部位も触って学びます。
次はもう少し小さめのカード
「世界の名所」「動きの表現」「動物」「野菜」「国旗」
それぞれ4枚ずつくらいがテンポよくめくられていきます。
最後は紙芝居くらいの大きな紙で数を学びます。
「9〜15」くらいの数が数字ではなく動物の絵で描かれています。
「0は何にもなし」白紙の紙で「0」も学びます。
「たくさんたくさん多いのはどっち?」絵を見比べて、数が多い方を指さします。
掛け算 も同じ絵を使って学びます。
「2かける7は14」そう言いながら、2匹の動物の絵・7匹の動物の絵・14匹の動物の絵を順番に見せられ
「多い・少ない・多い・少ない」絵を見ながら「多い」と「少ない」を学びます。
次はうたと音階を学びました。
「ト音記号」をカードで見た後、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」音楽に合わせて一緒に歌います。
「Cコード ド・ミ・ソ〜 ドミソ(和音)〜」繰り返して歌います。
手拍子をします。「小さい小さい(小さく手拍子)大きい大きい(大きく手拍子)」
「ド・ミ・ソ〜 ママが笑う、ド・ミ・ソ〜 みんなが笑う、ド・ミ・ソ〜 先生が笑う、ド・ミ・ソ〜 みんなで笑う」これは毎回歌う歌のようでした。
歌詞カードが配られ、今月の歌を歌います。
今月は「小鳥の歌」と「Humpty Dumpty」、毎月日本語と英語の歌を1曲ずつ歌うようです。
カラフルな歌詞カードで、鳥が何匹いるかや何色の鳥がいるかなども話し楽しみながら歌いました。
歌詞で歌った後「ド・レ・ミ」でも歌いました。
ここからは机から離れてのアクティビティを行いました。
まずは数メートル先に置いてある箱の中の手芸用ボールを、お玉ですくって運んでくるゲーム。
先生が見本を見せ、子どもたちは1人ずつ順番に行います。
すくってきたボールはその色や数を一緒に話し合いました。
全員が終わると「お片ずけ〜」の歌とともに先生に一式返します。
次はハンドタオルと洗濯バサミが入ったボウルをもらい、前方に張られたロープのところへ行って洗濯ごっこ。
ロープにタオルを広げてかけ、洗濯バサミで止めます。
できたらもう一度タオルをとって4つにたたんでボウルにしまいます。
再度机でのレッスンに戻ります。
都道府県の形が書かれたカードを見ながら、県の名前を繰り返します。
大きな口を開けた「うさぎ・ぶた・くま」が描かれたプリントと手芸用ボールの入ったボウル・トングをもらいます。
赤のボールをイチゴ、紫のボールをぶどうに見立てて
「うさぎ・ぶた・くまにイチゴを1個ずつあげてください」
先生の指示に合わせてトングでボールを動物の口の上に置いていきます。
プリントを見て間違い探し
上と下の絵を見て間違いを探します。
四字熟語 「一石二鳥」と「無我夢中」と書かれたプリントの上に
「一」「石」「二」「鳥」「無」「我」「夢」「中」1文字ずつ書かれた四角のカードを同じ字を探して置いていきます。
次は製作です。
黒い折り紙をもらい一緒にビリビリ細かく破ります。
もらった台紙にのりを使って貼っていきます。
「今年はなにどしかな〜?」と声かけをしながら、牛を作っていきました。
顔も貼ってクレヨンでパーツを描きます。
尻尾と洗濯バサミの足をつけたら完成!
その後英語のショートストーリーDVDを鑑賞。
フルーツの名前など英語を繰り返しながら一緒に見ます。
最後は絵本の読み聞かせ。
先生が桜の木のお話をテンポよく読んで聞かせてくださいました。
「さよならの歌」を歌い挨拶をして全てのレッスンが終了しました。
ベビーパーク【無料体験本音口コミ】 3つのデメリット
ベビーパーク2回の無料体験レッスンを受ける中で感じたデメリットは以下の3点
- クラス・先生によって当たり外れがある
- 理想が高く後ろめたさを感じてしまう
- 値段が高い
順番に見ていきます。
クラス・先生によって当たり外れがある
「ベビーパーク」に限ったことではありませんが、教室の雰囲気・同じクラスのメンバー、そして一番は先生によって当たり外れはあるだろうなと感じました。
私が体験したクラスの先生は、無駄がなくテキパキとされていてとても頼り甲斐があるなと感じましたが、もっと物腰の柔らかい先生が良いなど人によっても感じ取り方は様々だと思います。
どれだけ教育方法が良くても、先生が合わないと通わせるのも億劫になると思うのでそういう意味でも、実際に通える教室を探した上で無料体験に行くのが絶対だと思います。
理想が高く後ろめたさを感じてしまう
子どもへの関わり方など正しい育児を明確に教えてもらえる反面、理想が高く後ろめたさを感じてしまう部分もありました。
「テレビは極力見せない方が良い、見るなら1日30分以内」
「甘味料を使ったお菓子は控えた方が良い」
など適当育児をしてきた自分にとってはかなり刺さることも多く、逆に真面目すぎる人もしんどいと感じてしまうかもしれません。
値段が高い
一番引っかかったのは値段の問題。
月謝だけで<A〜Dクラス>15,400円(税込)<Eクラス>17,380円(税込)(2022年7月現在)と聞いたときは正直、
と驚きました。
いくら内容がよくて魅力的でも、月々この金額を払えるかどうかは各家庭の経済事情に大きく関わってくる問題です。
なんとかお得に通う方法がないか、料金については別記事で詳しくまとめました。
-
ベビーパーク は高い!?かかる料金とお得なキャンペーン!
続きを見る
ベビーパーク【無料体験本音口コミ】5つのメリット
2回の体験レッスンを通してわかった「ベビーパーク」のメリットは以下の5点。
- レッスン内容が充実している
- 子どもへの関わり方を教えてくれる
- 適宜教育 月齢によってレベルを確認し合わせて学べる
- 家でも実践できる内容
- 通っている人の意識が高い
順番に見ていきます。
レッスン内容が充実している
体験レッスンからもわかる通り、1回50分のレッスンの中で学べる内容がとても濃く充実していました。
カードを使ったもの・歌・英語・製作など、目や耳を使うもの・指先を使うもの・身体全体を使うものがバランスよく学べたことが、驚きと共に魅力的でした。
またテンポよく進んでいくので、子どもも飽きることが少なく集中して効率よく学べると感じました。
子どもへの関わり方を教えてくれる
レッスンを受ける中で、こんな時はどう接すれば良いかを具体的に教えてくれるところも魅了でした。
「興味がなくて椅子に座らない時は強制しなくて良い」
「泣いている時に無理に抱っこして泣き止ませたり、教室の外に出なくて良い」
などこちらが子どもに対してどう接して良いか悩む時に、明確に助言してくださるのは心強いなと感じました。
適宜教育 月齢によってレベルを確認し合わせて学べる
「ベビーパーク」は月齢によってクラスが細かく分かれています。
クラス | 月齢 | |
Aクラス | 0歳2ヶ月〜8ヶ月 | 概念・語彙を豊かにする カリキュラム |
Bクラス | 9ヶ月〜1歳3ヶ月 | |
Cクラス | 1歳4ヶ月〜1歳10ヶ月 | |
Dクラス | 1歳11ヶ月〜2歳半 | アウトプットのお楽しみ期 |
Eクラス | 2歳半〜3歳 |
それぞれに独自の発達指標が設けられているので、今どのくらいのことができるのかをチェックすることができるのもありがたいところ。
網羅されたレッスンを受ける中で、自分の子が興味があること・得意なこと・苦手なことを見出すきっかけにもなるなと感じました。
家でも実践できる内容
100玉そろばん・フラッシュカードなど教育に適した知育玩具の正しい使い方が学べるのはもちろん、教室内で使用する教材は手作りのものも多く、100円ショップなどで材料を揃えて家でも真似できそうだなと感じました。
教室でのレッスンだけでなく、自宅でも実践し刺激を与えましょうと教わりましたが、それが実際に無理なくできるのではと思います。
通っている人の意識が高い
「ベビーパーク」に通う方は、子どもと共に親も成長したい学びたいという意欲があるので、教育に対する意識が高いように思います。
同じくらいの月齢の子供を持つ親どうし、情報を交換したり悩みを共有したり、交流できるのも魅力だと感じました。
ベビーパーク は2歳からでも行く価値あり!まずは無料体験を!
行く前は全然知らなかった「ベビーパーク」ですが、想像以上に多くのことを学ぶことができました。
3人目にして迷走していた家庭での育児への取り組み方、三男への向き合い方を見直す良い機会になったと痛感しています。
今回まずは数ヶ月通ってみて、継続するかどうかを考えながら進めていくことにしました!
教室の雰囲気を知り、自分に合っているのかどうかを確かめるためにも一度近くの教室を探し無料体験レッスンを受けられることをお勧めします!
体験レッスンを受けるだけでも、多くの学びがあることをお約束します!
ベビーパーク 公式サイト:https://babypark.jp